「牛が消えた村」で種をまく: 「までい」な村の仲間とともに (それでも「ふるさと」)
によって 豊田直巳 写真・文
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「牛が消えた村」で種をまく: 「までい」な村の仲間とともに (それでも「ふるさと」)の詳細
本のタイトル : 「牛が消えた村」で種をまく: 「までい」な村の仲間とともに (それでも「ふるさと」)
作者 : 豊田直巳 写真・文
ISBN-10 : 4540171879
発売日 : 2018/2/8
カテゴリ : 本
以下は、「牛が消えた村」で種をまく: 「までい」な村の仲間とともに (それでも「ふるさと」)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
長谷川健一さんは飯舘村の酪農家のリーダーだった。2011年3月、東日本大震災による津波で、浜通りにある福島第一原発が事故を起こし、放射能が村に降った。高濃度の汚染で全村避難、村の酪農家は泣きながら牛たちを手放し、ちりぢりになって村を去った。それから6年、長谷川さんの住んでいた地区は避難指示が解除されたが、けっして汚染が無くなったわけではない。若い世代・子どもたちは村には戻らず、戻ってくるのは高齢者ばかりだ。長谷川さんは除染された牧草畑にソバの種を播いた。農民として、農地を荒らしておくわけにはいかないからだ。小中学生向けの写真絵本。この不条理を子どもたちにぜひ知ってほしい。
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